10月 052016
 

フィリピン・フード・カレンダーができました。500円で売りますよー。欲しいという方は声かけてください。
来年2017年1月から2018年3月までの15ヶ月分あります。
文庫本をたてに2つ並べた大きさで、中綴じの壁掛けタイプ。中身はフルカラーです。
Exif_JPEG_PICTURE
月の名前、曜日をフィリピノ語で表記してみましたよ。これを機会に覚えられるかな???
Exif_JPEG_PICTURE
これは原画です。このような感じの絵が17枚あります。
Exif_JPEG_PICTURE
Exif_JPEG_PICTURE
東京・足立区のフィリピーノの方々にきいたLutong Bahay(直訳すると家の味)。子どもの頃に食べた味、を聞き書きしました。それから、持ち寄りパーティーにお邪魔して、日本での生活の中で作るフィリピンの味も取材しています。

取扱店はこちらです。
レティシア書房(京都市中京区高倉通り二条下がる瓦町551)
甘夏書店(東京都墨田区向島3-6-5一軒家カフェikkA内)
古書ほうろう(東京都文京区千駄木3-25-5)
Lilmag(日本から海外からのさまざまなZINEを中心としたオンラインショップ)
ブックギャラリー ポポタム(東京都豊島区西池袋2-15-17)
THE BOOK SOCIETY(2F,22,JAHAMUN-RO 10 GIL,JONGNO-GU,SEOUL,KOREA)

9月 132016
 

9月10(土)〜12日(月)、17(土)〜19(月)の6日間、足立区北千住の仲町の家、というところで《Makilala》という展示をやってます。
Makilalaとはフィリピンのことばで「知り合う」という意味です。

足立区は、フィリピン人の在住者が多く、日曜の英語ミサの時間の梅田カトリック教会には100名以上が集まります。
このところ、毎週日曜日、フィリピンをルーツとする方々に取材というか、私は遊びに行ってるだけなんですが、通ってまして。

で、私は今回の展示では、暮らしのコーナーというところを担当しまして、子どもの頃から現在にかけての食べものの話を聞き書きしています。
ふたつのテーマをたててみました。
その1。
Lutong bahay:Homemade food
子どもの頃に食べたもので、覚えていることをきいてみました。
crhgjcovuaanzlk
downloadfiledirect

テーマその2。
Kain tayo!:Let’s eat!
一緒に食べよう!
たまたま、持ち寄りのパーティーのときに行ってしまって、図々しくもご相伴にあずかりました。
そこでみたフィリピン料理の数々をレポートします。
cr6uslpusaamc6a
creuezyukaatk1x
こんなかんじで、報告してます。冊子にしてテーブルの上においてあるので、見てね!
フィリピンフードニュースというフリーペーパーもありますので、忘れずに持って帰ってください。
cr6uvqauaaaexbd

また、9月17日(土)には、フィリパピポ!!(フィリピンパーティーピーポーの略?)と称して、北千住の東京芸大のホールで、パーティーを開きます。フィリピーノスタイルのパーティーだよ。私も、毎週通って教えていただいたフィリピンフードを作りますので、ぜひ遊びにきてくださいね。メニューはこんなかんじですよ。

Adobo(アドボ)
豚肉と鶏肉を甘辛く煮た料理です。アドボは酢漬けというスペインから伝わった料理方法。アドボの語源は、スペイン語のマリネする(酢に浸ける)を意味する動詞adobar(アドバル)からきています。
豚バラ肉と鶏の手羽元を醤油、酢、はちみつ、ニンニク、胡椒で3~4時間漬け込みます。大根を固めに茹で、茹で汁ごと、肉も浸け汁ごと一緒に煮込みます。途中味をみてナンプラー(フィリピンの魚醤はパティスといいますが今回はナンプラーで代用)とはちみつを足します。3~4時間煮込むとできあがり。
肉を酢漬けにしたことで柔らかくなり、保存性も高まります。

Paksiw(パクスィーオ)
酢で煮込む魚料理。魚(今回はサバ)、ゴーヤー、なす、しょうが、にんにく、唐辛子、塩、油を加え、酢で煮ます。
できたてはゴーヤーの苦みが強いのですが、しばらくおいておくと、苦みが程よくおちつくという不思議。ゴーヤーに、魚の脂や酢がなじんで、しみじみおいしいなと思うメニューです。サバが手に入らないときは、アジや、イワシ、サンマなどの青魚、ゴーヤーがないときは、ピーマンやししとうなどがあいますよ。

Monggo(モンゴ)
モンゴは緑豆のこと。日本では緑豆はもっぱら、もやしにして食べています。春雨の原料でもあります。
フィリピンでは、豆を煮込んで食べるそうです。豆が5mm位と小さいので、浸けおき時間も短くて済むので、手軽です。ココナッツミルクと甘く煮たおやつもあります。
今回のモンゴは、玉葱、にんにく、豚肉、ゴーヤー、干しえびとともに煮ています。緑豆とエビのダシのハーモニーをたのしんでください。
フィリピン人にとって、モンゴはあまりに日常的な食べ物で、特になんの思い入れもない方が多い、というウワサもありますが、ふるさとを遠く離れると、なつかしくなってしまうものなのではないでしょうか。日本人にとっての味噌汁とか?

Tortang talong(トルタン・タロン)
まずは、ナスを丸ごとグリルで皮が黒く焦げるまで焼きます。皮をとりのぞいたら、フォークで平たい扇型につぶします。
このひと手間、ナスを炒めるでなく、焼きナスにすることで、ナスの甘みがグッと増します。
この焼きナスを溶き卵にたっぷりとからませてから、油をしいたフライパンで、両面をカリッと焼きます。
トルタンの語源のトルタはスペイン語です。丸くて厚みのある焼きもののいろいろが、ヨーロッパ一体ではトルタ、トルテ(フランスではタルトと逆になっていますが)などと呼ばれています。

Gising-gising(ギシンギシン)
いんげん豆をココナッツミルクで炒め煮した料理です。
今回は、いんげん豆を小口切りしたものと、豚のひき肉などを唐辛子とココナッツミルクで炒めます。
炒め煮にすることで、水分が飛び、料理の表面が油でおおわれることでいたみにくくなりますね。
さて、料理名は、フィリピンの言葉特有の繰り返し言葉。英語にすると”Wake-up, Wake-up”。おいしくて目が覚める!辛くて目が覚める!そんなかんじでしょうか。ごはんと混ぜて食べ始めると止まりません。

イベント全体の公式ホームページはこちらです。
http://aaa-senju.com/p/8653

3月 272016
 

3月20日(日)埼玉県蕨市の蕨市民公園で行われた、クルド民族の新年を祝うお祭り「ネウロズ」に行ってきました。
蕨近辺はクルド人が多く住んでいる地域なのです。が、公園についてみると、それにしても大勢です。みんな輪になって踊ってます!たのしい!女性の衣装はキラキラでとってもきれい。
002
003
004
005
この背後にはこのたのしい祭りを借景?に、日本のおっさんグループ(瓶ビールの通い箱をひっくり返したのに板渡して、テーブルなどちゃーんとこしらえて、白鶴まるの紙パックなどがならんでおりました)や、ひとりでふらっと来てるおっさんや私なんかが、飲み食いしておるわけです。
踊りの輪に加わってみたいけれど、ステップがよくわからない…。
006

ネウロズとは?と舞台にはってあるポスターに解説があったので、抜き書きしてみましょう。

有名な叙情詩人フェルドスィーの著したシャー・ナーメ《王書:980(?)ー1010年に完成》によれば、残虐なアッシリア人の王デハクの両肩に2匹の蛇が生えてしまった。

その蛇たちに毎日2人のクルド人の若者の脳みそを与えることが、デハクを支配下に置こうとする悪魔の薦めだった。そして毎日2人のクルド人青年の脳みそがこの蛇たちに与えられたのである。

しかし良心を持つ幾人かが、ある言い伝えによれば鍛冶屋のカワがしばらくして後に2人の脳みそとして代わりに屠った動物の脳みそを差し出し、デハクの弾圧をしのごうとする。

街から逃げ出した者たちは若者たちを山に送った。そしてこの山に集められた若者たちがクルド民族となったのであった。

鍛冶屋のカワも、デハクの両肩の蛇たちに脳みそを食べられた17人のクルド人青年の父親であった。18人目の息子を救う為にデハクの城に押し入り、シャー・ナーメによれば、カワは城から出て行く時に黄・赤・緑色に染めた皮のエプロンを反乱の旗として使った。

反乱はカワたちの勝利に終わり、指導権はフェリドゥン(メディアの王)へと引き渡された。

メディア王国が敗北の後、この三色の旗はイランに持ち込まれしばらくの間隠されていた。

イスラームの時代まで移り変わる王朝は、様々な宝石と共に旗を飾る。

イスラームの拡大と共に、旗の上に飾られたものは戦利品として兵たちに分け与えられ、旗は焼かれた。

ネウロズの祝祭は異なる形で時代を経過しても、幾つかの点で共通する意味はこういうことである。ひとつめはネウロズは2616年の年月を経た最も古い自由の為の祝祭であるということ。2つめはクルド民族の鍛冶屋のカワの指導により蛮行・搾取・弾圧に対し、反乱を起こした日であるということ。3つめはネウロズの反乱と自由の火は他の虐げられ、搾取された民族をも包み込み、世界的なものになったということ。以下続く…

3つめの、他の虐げられた民族をも包み込み、ってとこが、器が大きくてすばらしい文言だなーと感激しました。

001

ということは、ネウロズの火というのには、特別な意味が大有りなんですねえ。
ちなみにインターネットで、ネウロズと検索すると、盛大な炎の写真がいっぱい出てきます。
このありがたい火であぶった肉を小麦粉でできた薄いパンみたいのに、野菜とともに巻かれている食べものが売っていたので、長い行列に加わり買ってみました。500円。

007

いやはや、直火であぶった肉ってなんでこんなにおいしいんでしょうね。もしかして羊かな?と思ったけど、違う気がしたので、祭りのスタッフっぽいクルドの人に訊いてみたら、牛なんだそうです。タレに味の素使ってるから、おいしいでしょ?と、いわれちゃいました(笑)。完全に埼玉県人の味覚ですね!

しかし、その方から、クルドのこと、知ってくださいと、DVDを渡されました。クルド語ですが、とのこと。惨状を知ってください、とまっすぐに、目をみつめられました。

家に帰って見ました。石でできた町が爆破され吹き上がるさま、怪我人への医療、食べ物の配給のこと、難民キャンプのようすなど。英語の吹き替えもあったし、なにより映像でみればわかります。
Rojavaというシリアにある地域のこと…。

ネットで探したらその映像あったんですけど、インタビューはクルド語、ナレーションはデンマーク語に訳されてます。
https://www.facebook.com/836439936379604/videos/1116383048385290/

いろんな新聞社の人、みかけましたけど、朝日の記事が踏み込んでいたので、リンクはっておきます。

ワラビスタンの18歳、大学に受かっても…就労に高い壁
一家は難民とは認められず、昨年末からは、本来は不法滞在者扱いだが一時的に身柄を拘束されない『仮放免』という立場
http://www.asahi.com/articles/ASJ3N4VSRJ3NUHBI00S.html

まず行ってみて、自分の目でみて耳できいてみたかったので、クルドのことなんも調べずに、とびこんでしまいました。おなじ埼玉に住むものとして、仲良くしたいし、もっとよく知りたいなーと切に思いました。